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消費者金融と銀行のカードローンの違い

カードローンの有名どころといえば、やはり大手消費者金融とメガバンクのカードローンが上げられると思います。
近年では楽天銀行スーパーローンなどのネット銀行カードローンも広がりをみせています。

もともと、カードローンという商品を生み出したのは戦後まもなく生まれた消費者金融でした。
その後、メガバンクなどが大手消費者金融を傘下に入れたことにより、銀行も本格的にカードローン事業を始めるようになりました。

消費者金融カードローンと銀行カードローンはライバルでありながら、お互いに支えあっている関係でもあるのです。

消費者金融カードローンの特長

消費者金融の特長はまずなんといっても営業時間の長さと対応の早さです。

土日や夜間でも審査が受けられる消費者金融

銀行窓口の営業時間が平日の朝9時00分~15時00分に限られているのに対して、消費者金融は自動契約機を持っているため月曜~土日祝の9時00分~22時00分まで営業しているケースが多いです。

自動契約機とは、アコム株式会社の『むじんくん』に始まった無人店舗のことで、その名の通りカードローンの申し込み~契約手続きおよびカード発行までしてくれるという優れものです。
自動契約機1台でカードローンの申込手続きが完結してしまうので便利です。

自動契約機は機械なので銀行ATMのようにタッチパネル操作にて手続きを行いますが、分からないことがあれば備え付けの電話などでオペレータースタッフのサポートが受けられるので安心です。

銀行窓口と違って夜間も営業している自動契約機を利用すれば、仕事終わりでもすぐにカードローン審査が受けられるので便利ですね。

審査スピードは最短30分

また、消費者金融はカードローン申込みからカード発行までが最短60分で完了するというスピード重視のカードローン会社です。

カードローン申込みで一番ネックな審査が、消費者金融なら最短30分で完了する業者が多く、夜間に申込んでも即日融資が受けられる可能性が高いです。

また、自動契約機以外にもインターネットや電話から申込みすることも可能で、そのうちインターネットであれば深夜でも申込み可能。
繁忙期でなければ翌朝には審査結果の報告がくるのでスピーディーです。

スピーディーなのは審査時間だけではありません。
カードローンを利用する際にも、消費者金融なら銀行振込融資が24時間365日すぐに受けられる会社もあるので便利です。

消費者金融ならではの無利息サービス

また、大手消費者金融では初回契約から一定期間は利息が一切かからない無利息期間を設けている点も、銀行との大きな違いです。

たとえば、無利息期間内に返済を済ませれば利息総額は完全0円という嬉しいサービスです。

銀行カードローンの特長

銀行カードローンの特長は、低金利で融資を受けられる点です。

低金利な銀行カードローン

消費者金融の多くが上限金利を実質年率18.0%と定めているのに対して、銀行の場合は上限金利の平均は実質年率14.0%前後です。

たった4%の差ですが、この数字が生み出す利息総額の差は大きいです。
借入額が多ければ多いほど、低金利の恩恵は大きくなります。
詳しくはカードローンの金利に関するページをご覧下さい。

専業主婦(主夫)でも借りられる銀行カードローン

銀行カードローンは貸金業法の規制を受けないので、自身に収入のない専業主婦や、年金で生活していらっしゃる方でも利用できます。

本人収入が無いということは利用限度額が小額になる恐れはありますが、収入の無い方であっても生活費の足しや娯楽費のためにカードローンが使えるというのは嬉しいポイントです。

安心安全のブランド

銀行はカードローンの他にも、様々な事業に取り組んでいます。
預金事業も行っているため、カードローン専業業者である消費者金融に比べて圧倒的に資金力があります。
そのため、銀行カードローンには最大1,000万円まで融資を受けられるという商品もあります。

資金力があり経営も安定している銀行カードローンからお金を借りるということは、利用者の安心にも繋がります。
倒産の心配も少ないですね。

加えて、カードローンを利用する方の中には「他人にローンのことを知られたくない」と思っている方も少なくないと思います。

自宅や勤務先にカードローン会社から電話が届いたり郵送物が届いたとき、それが銀行からのものであれば、カードローン利用を悟られる恐れもありません。

進化する銀行カードローン

審査スピードや営業時間の長さでは消費者金融が勝ると記載しましたが、近年では銀行カードローンもスピード重視になってきました。

大手銀行カードローンの中でも三井住友銀行や新生銀行などは例外的に自動契約機を運営していて土日祝日でも審査に対応してくれます。
その他にも、消費者金融のように審査を最短30分とうたう銀行カードローンも少数派ながら存在します。

大手消費者金融を傘下に入れることでそのノウハウを吸収した銀行カードローンは、今後より利用しやすい商品に成長していくでしょう。

消費者金融と銀行はどちらが優れている

銀行カードローンと消費者金融カードローンのどちらが優れているのか。
それは、あなたが何を求めるのかによって評価が違ってきます。

少々金利が高くても、対応スピードを重視したいという方には消費者金融がおすすめです。

一方で、専業主婦や年金暮らしの方には銀行カードローンが最適ですし、時間に余裕のある方には低金利の銀行カードローンをおすすめします。

また、カードローンでおまとめや借り換えをされる方にとっては、高金利の消費者金融よりも低金利の銀行の利用をおすすめします。