カードローンの便利な活用術 カードローンの便利な活用術

HOME > カードローンの種類 > 銀行カードローンとは

銀行カードローンとは

カードローンを提供している企業は消費者金融や信販会社など、さまざまありますが、銀行カードローンというものはそのうち銀行が提供しているカードローンのことを指します。
カードローンとは個人向けの無担保の融資のことで、その使用用途は、銀行カードローンの場合には事業資金以外なら自由と設定されています。

銀行カードローンのメリット・デメリット

カードローンといえば、銀行カードローン以外にも消費者金融のカードローンが、利用者も多く有名ですね。
では、消費者金融カードローンのサービスと比較して、銀行カードローンのサービスにはどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。
銀行カードローンを選択するメリットとデメリットをまとめてみましょう。
また、消費者金融カードローンについて詳しく知りたい方はこちらもあわせてチェックしてみてください→「リンク」

銀行カードローンのメリット

①信頼性と安定性

なんといっても銀行にはブランド力と財力があります。
銀行は消費者金融と違い、カードローンに限らずお金に関わる様々な業務を行っているので、お金に関することは一流です。
長年に渡り様々なお金に関する業務をこなしてきた実績や顧客の多さから信頼性がありますし、その顧客の多さから銀行にはたくさんのお金が集まるので、財力があり、並大抵のトラブルでは倒産しないという安定性があります。

②金利が低い

銀行カードローンは消費者金融カードローンに比べて低金利となっています。
会社によって異なりますが、多く場合、銀行カードローンの金利は実質年率約4.0%~14.0%に設定されています。
具体的に、以下に日本のメガバンク(三菱東京UFJ銀行・みずほ銀行・三井住友銀行)のカードローンの金利をご紹介します。

・三菱東京UFJ銀行4.6%~14.6%
・みずほ銀行実質年率4.0%~14.0%(ただしみずほ銀行で住宅ローンを組んでいる方は-0.5%)
・三井住友銀行4.0%~14.5%

消費者金融カードローンの多くは、金利を実質年率約4.0%~18%と設定していますので、比較すると銀行カードローンのほうが上限金利が3~4%低くなっています。
仮に10万円を30日間借入れたとして、消費者金融カードローンを利用した時と銀行カードローンを利用した時で、利息がどの程度違ってくるのでしょうか。

・消費者金融カードローンで10万円を30日間借入れた場合
10万円×18%(0.18)÷365日×30日=1,479円(利息)
・銀行カードローンで10万円を30日間借り入れた場合
10万円×14%(0.14)÷365日×30日=1,150円(利息)

例の通り、消費者金融カードローンで10万円を30日間借入れた場合は、銀行カードローンで同じだけ借入れた場合よりも329円利息が高くなります。
大きな違いですね。

③借入限度額が高い&総量規制に制限されない

消費者金融カードローンの多くが借入限度額500万円としているのに対し、銀行カードローンの借入限度額は、多いところで1000万円になります。
日本のメガバンク(三菱東京UFJ銀行・みずほ銀行・三井住友銀行)のカードローンの場合、借入限度額は

・三菱東京UFJ銀行が500万円
・三井住友銀行が800万円
・みずほ銀行が1000万円

になります。

さらに、消費者金融と違って、銀行は総量規制の対象外ですので、債務者の年収の3分の1を超える金額であっても借入可能というメリットがあります。
なので、借入限度額が高いことと、総量規制の対象外であることがあいまって、消費者金融カードローンよりも銀行カードローンのほうが、高額融資を借入れることができる可能性が高くなります。

ただし、債務者個人個人の借入限度額というのは銀行の審査により別途設定されますので、一定の条件を満たさないと判断された場合には、借入限度額が低くなることもあります。

④個人的な収入がなくても借入可能

先に「銀行は総量規制の対象外」と述べましたが、銀行が総量規制の対象外であることで生まれるメリットは他にもあります。
それは、個人的な収入がない人でも借入が可能だということです。
専業主婦や、パートやアルバイトをしていない学生の方(満20歳以上の方)でも一定の条件を満たせば融資が受けられます。
消費者金融カードローンの場合には、総量規制が適応されるために原則個人的収入のない方は融資を受けられないようになっています。

銀行カードローンのデメリット

①審査が厳しく、時間がかかる

銀行カードローンの最大のデメリットは、消費者金融カードローンに比べて審査が厳しいということです。
先にご説明したとおり、銀行カードローンの場合は消費者金融カードローンよりも多額の融資を希望するこができる、などのことがあいまって、審査基準が厳しくなっています。

そして、カードローンの審査が厳しいということは、同時にそれだけ審査に時間がかかるということになります。
このことから、小額を早急に借入れたいという方にとっては、銀行カードローンよりも消費者金融カードローンのほうが適切だと言えるでしょう。

ただし、最近では消費者のニーズに応えて審査をスピーディーにし、即日借入を可能にしている銀行も出てきました。
早急に借入れたいが、どうしても銀行カードローンがいいという方は、即日借入可能な銀行で申し込みましょう。